自分で自分を追い込んでしまう…まじめな人に起こる心身症とは

責任感が強くまじめな人は心身症にかかりやすいと言われていますが、それは一体なぜなのでしょうか?

実際心身症や気分障害を患う可能性はどんな人でも持っています。しかしその中でも責任感が強い人はどんな状況でも常に周りの事を考え、がんばろうとしてしまうのです。

がんばろうとして自分の事を後回しにしてしまうので、自分が疲れていることにも気付きません。そして気付いた時にはキャパを超えてしまって自分でもどうしたらいいか分からず、情けなくなってしまうのですがあなたは十分頑張っているといわれてもそれが理解できずにさらに苦しんでしまうのです。

もともと責任感が強い人は努力を惜しまずストイックに自分を動かそうとがんばります。そのため手を抜くことを嫌い、ミスを恐れてしまいます。それはもちろん素晴らしいことなのですが自分に厳しくしすぎることでストレスがたまっていてもなかなか気がつけなくなってしまうのです。

それ以外にも心身症を発症しがちな人として「内気で感情の表現が苦手」という人もなかなか周囲に悩みや自分の状況を伝えられず、限界を迎えたときに過労で倒れたり慢性疲労から抜け出せずにうつ病となる可能性があります。

いずれも人に気を遣いすぎて自分のことを後回しにしがちな人が多いのですが、これは決してわるいことではなくむしろそれだけ優しくて人の事を想っているという証拠なのです。

まじめで完璧主義な人は肩の力を抜いてといわれてもなかなかリラックスすることができません。職場では仕事に一生懸命になり、家では家事を全力でこなそうとします。

健康なうちはそれがスムーズに行えるのですが、疲れがたまるとそれらがうまくできなくなってそんな自分をさらに責めてしまうのです。

身体は正直なもので、疲れが溜まると当然動きが鈍くなります。そんな自分に気付かない結果、突然気分障害を発症したりうつ病となる可能性があるのです。何もかも背負い込んでしまうと自滅すると分かっていてもついついがんばってしまう、そんな頑張り屋さんなのですね。

その他にも頑張ってもミスをしてしまう場合、自分に劣等感を感じてしまう場合があります。しかしそれはあなたが悪いのではなく、疲れていて限界を超えているからミスをしてしまうのです。

あなたが仕事を出来ないのではなく、疲れがたまっているせいだと説明してもなかなか受け入れられないのがこの責任感が強い人の特徴です。しかしそれは悪いことではなくむしろ良い事なのですが、自分はダメなのだと責めてしまいがちなのです。

もしも周りに必要以上に頑張りすぎる人がいたらブレーキをかけてあげてください。それはその人を否定するやり方ではなく、ゆっくりと寄り添うように相手を思いやって、手をつないで安らぎを与えてあげましょう。

頑張ることは美しいことです。しかし頑張りすぎると身体を壊すことにつながりかねません。がんばりすぎて肩の力の抜き方が分からなくなる前に、リラックスするということの重要性をきちんと理解して伝えてあげることが大切なのです。

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