その体調不良はうつ病かも!仮面うつ病の人が増えています!

最近朝起きるのが辛くなった、または寝つきが悪くなったという人にありがちなのが「仮面うつ病」です。

身体はうつ病と同じ症状を引き起こしているけれど心は元気な状態、いわゆる軽度なうつ状態の人を隠れうつ病と呼ぶこともあります。

症状としては息苦しい感じが時々ある、食べることが好きだったのに味を感じにくくなった、夜中何度も目が覚める、手足がしびれたり冷える、寝ても倦怠感がなくならない、頭痛、腹痛やめまいなどのうつ病の代表的な身体症状だけが先行して身体に現れ、内科に行っても特に異常がないといわれるけど異変が長期間続くという人は仮面うつ病を疑ってください。

似た症状が現れる自律神経失調症としばしば間違えられることがありますが、自律神経失調症は病名ではなく症状の名前として総称されるものであり、仮面うつ病とは違います。

隠れうつ病の場合は「隠れ」といえど脳内の神経物質の伝達が乱れているいわゆる「うつ病」と同じ状態にあり、精神的に追い詰められる状況が起こると気分がものすごく落ち込んでしまい、一気に症状が悪化する場合があるので要注意です。

仮面うつ病を発症した人は頭痛や胃痛などの痛み、また肩こりや腰痛などに悩んで内科や整形外科を受診することがほとんどです。しかしどこの病院へ行っても異常が見られず、一時的な疲れが原因なのだと自分に言い聞かせて発見が遅れることもあります。

しかし内科や整形外科で処方された薬が効かないことに疑問を持ち、検査を受けてみてもどこにも異常がないという結果を受けてさらに悩んでしまうという悪循環を招く場合があります。

なぜ痛み止めが効かないのでしょうか…その原因は自分では気付かないうちに発症した仮面うつ病によって神経物質の分泌が不足した状態が続くことで痛みを発症したり、緊張状態が無意識のうちに長期間続いてしまうからです。

緊張状態が続くと肩こりや頭痛を引き起こしたり、身体の筋肉がほぐれず痛みや慢性的な疲れを引き起こすのです。

治療法としては心療内科で脳の神経物質セロトニンやノルアドレナリンの分泌を正しい状態へ戻す薬を服用し、緊張状態や痛みを解消して体の不調をひとつひとつ解決しながらしっかりと自分の身体と向き合うことが大切です。

神経科とは違い心療内科の薬にはたくさんの種類の抗うつ剤や抗不安剤があります。これらの薬には脳の神経物質に働きかける作用があるほか、身体をリラックスさせたり穏やかな心を取り戻す効果があります。

「うつ病=暗い気分が一日中続く」というイメージがありますが、実際は精神的な症状よりも身体的な症状に悩む患者が多いのも実状です。

発症しやすい人の特徴としては、まじめで几帳面な人、責任感が強い人、面倒見がよく自分の事を後回しにして周囲のためにがんばる人、神経質な人に多いですが、うつ病は心の風邪と表現されるように誰もが発症する可能性があります。健康な人もしっかりと休息を取り、無理をせず自分の体調や心情を最優先にしてしっかりとリラックスすることが何よりも大切です。

うつ病を予防するためには難しいですが、疲れていると感じたときには無理をせずしっかり休みましょう。

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