めまいが止まらない人によくある「メニエール」とはどんな病気?

突然何の原因もなくめまいが起こったり、耳鳴りや耳の閉塞感が起こる場合はメニエール病の疑いがあります。激しいめまいによって吐き気や冷や汗が出るのもメニエールの代表的な症状といえます。

メニエール病の原因は「内リンパ水腫(内耳のリンパ液が増えすぎて水ぶくれになってしまう状態)」で、その原因としてストレスや疲労、睡眠不足などがあげられます。めまいや難聴が起こり耳鼻科に行ってもなかなか症状が改善されない、もしくは悪化する場合は、心療内科で抗不安剤や安定剤をもらって服用すると楽になったという場合もありますので心療内科で相談してみるとよいでしょう。

発症する人には几帳面、まじめ、遊び下手と言われる人や他人のためにがんばりすぎてしまう人、心優しく他人のために神経をすり減らす人が多いと言われています。その他にもストレスをうまく排出できない人、もしくは何か慢性的な悩みを抱えている人も要注意です。

治療法としては根本的なストレスを改善する事が大切です。薬によって症状を改善・緩和する事が出来ても完治することはできません。

メニエール病の症状を発症したときは横になり、できるだけ頭を動かなさいようにしましょう。耳鳴りがするほうの耳を上に向けてできるだけ身体を動かすときもゆっくりと動かしましょう。次に、テレビなど動きがあるものをみるとぐるぐるとしためまいが起こることがあるので何も見ない、もしくは動くものは見ないようにしましょう。さらに光が脳を刺激してめまいが悪化する場合もあるので、光の刺激をなるべく受けないようにしましょう。

メニエール病の治療のために耳鼻科では内リンパ水腫を軽減する薬や抗めまい薬を処方されることがあります。それだけでは症状を解決できないときはかかりつけの耳鼻科で心療内科へも行きたいと相談してみましょう。また、メニエール病は特定疾患に指定される難病です。発症は女性に多く、30代から40代をピークに起こります。もちろん難病とはいえ早期発見すれば早期完治が可能ですので、たびたび起こるめまいを自覚したら耳鼻科へいってみましょう。

その他にも合併症として不眠症や神経症を併発する人も増えています。とくに睡眠障害はメニエールに限らず他の心身症を併発する原因にもなりますので、しっかりと睡眠を取ることは非常に大切です。メニエールがストレスと密接している現代病といわれるのはこういった理由があるからなのですね。命の危険はないと言われていますが悪化すると起き上がることすらできなくなるほど辛いのがこのメニエールです。

高血圧や低血圧などの血圧が要因となっている場合や腰痛などを合併症として発症している場合もありますが、ほとんどの場合は精神的な症状が原因となっています。メニエールを予防するためにもストレスをなるべく溜めないように心がけましょう。

ストレスを溜めてしまうと他にも胃潰瘍や免疫力低下、慢性疲労に陥ってしまいます。しっかりとリラックスして自分を労わる時間を作るよう心がけていきましょうね。

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