あなたの周りにもいませんか?心配性の人は実は心の病かも!

朝、家を出るときに鍵を閉めたか何度も確認する人や火の始末をしたか何度も何度も確認する人、また一度家を出たのに心配になって戻ってしまう人は極度の心配性なのだと思われがちですが、実は神経症の可能性があります。

家を出た後で火事になったらどうしよう、泥棒が入ったらどうしようなど根拠のない不安を抱えてしまい確認行為をやめられない…そしてその事にも本人は異変を感じているものの止める事ができない、ばかげていると思いつつも確認行為をやめようとするとまた不安がわいてきて結局何度も確認してしまう…そんな症状を「強迫性障害」と呼びます。

強迫性障害に陥ると何度も確認行為を繰り返し、また周囲の人にも「鍵をかけたか」「火の始末をしたか」など自分の行動を繰り返し確認することで周りからも疑問を持たれてしまい、そんな現状に疲れ果ててしまいます。

原因として神経症の心因となるセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質が上手く機能せず脳が混乱状態に陥ってしまい何度確認しても納得できない、確認する行為がやめられなくてうんざりしているが解決策が分からないという状態を引き起こすことがほとんどです。

周囲から見ると「心配性」に見えますが実は強迫神経症は神経物質の伝達異常から起きる不安障害のひとつなのです。

治療法としてはこれらの神経物質の異常を解消するための薬を服用したり、抗うつ剤や抗不安剤を服用して症状を抑えるなどの方法があります。

その他にできる事は自分の確認行為を減らすよう意識的確認回数を減らすことが大切です。例えば声を出しながら指差し確認することで視覚、聴覚、触覚など複数の感覚を使うことで確認行為に自分自身で信憑性を持たせて安心させたり、きちんと確認したんだと自信を持って何度も確認行為をしないようにするなどの行動療法が有効的です。

強迫性障害を発症する人の特徴としては几帳面な人や神経質な人、また自分に自信がない人が多く、そういった神経質な人が何かミスを起こしてしまう事でそのミスを必要以上に大きな事として捉えてしまいこの強迫性障害を発症する場合があります。

またこの強迫性障害を患った人の中には家族や同僚に確認行為を強要したり何度も問いかけてしまう巻き込み型の強迫性障害を発症してしまい、周囲の人にも影響を与えてしまう場合があります。そしてその巻き込んでしまった事実に対して罪悪感を抱いたり、この確認行為に疲れ果ててうつ病を併発する場合もしばしば見受けられます。そのため自分の確認行為が過度で異常だと実感した時にはぜひ心療内科へ行く事をオススメします。

心療内科に通院しなくても自分自身で声を出しての指差し確認をすることで確認回数を減らすことができたなど自力で改善できる場合は問題ありませんが、それでも何度も確認行為をしたりトイレに行った後や外出した後に何度も手を洗ってしまうなどの異常行動を自覚している場合は勇気を出して心療内科へ行ってみましょう。

何度確認しても気がすまない…手を洗うのをやめられないなど強迫性障害の症状は本当に苦しいものです。解決に向けて行動することがこの辛い強迫性障害から脱出するための近道なのです。

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