息苦しさを感じる人は要注意!パニック障害ってどんな病気?

ある日突然電車に乗ろうと思ったら息が苦しくなって汗が止まらなくなったという経験をした人はいませんか?またはエレベーターに乗ろうとしたり人ごみを歩いているときに極度の緊張感と不安に襲われた経験がある人は要注意!

それは「パニック障害」かもしれません。パニック障害の主な症状は急に脈が速くなったり息がつまるような感じがする、またはとてつもない恐怖感や死んでしまうのではないかという通常ではあまり陥ることのない精神状態が突然襲ってくる状態を経験することがほとんどです。

発作的に起こるそのパニックは何かのきっかけがあって起こりますが、最終的には何もなくても突然不安になったりします。またひとりで外出したり電車に乗ることや会議などで周りに見られているのではないか、何かミスをしてしまうのではないかという恐怖心から人ごみや人のいる場所を避けるようになります。

決して珍しくない病気で100人に1人はパニック障害にかかったことがあるといわれており、慢性化する前に薬を投与して広場や人ごみに慣れてしまえば治りやすい病気だといわれています。

しかしそういった不安感が慢性化すると慢性の不安障害「全般性不安障害」という病名になります。症状は軽度な不安から重度な不安まで人それぞれですが、薬がよく効くことが特徴としてあげられます。

原因として心理的に常に不安を抱えてしまう状態、また慢性的な疲れ、寝不足、睡眠の質の低下や慢性的なストレス状態などがあげられます。脳内のアドレナリン系神経物質の過剰分泌やセロトニン系の機能不全など脳機能に何らかの異常をきたしてしまうので、脳機能障害と分類される場合もあります。

自律神経失調症や過喚気症候群(過呼吸)と診断されてしまい、不安症状が正しく改善されずにまた更なる不安状態を引き起こす可能性があります。一時的なパニックではなく慢性的な不安状態を抱えている場合、またいつパニックを起こすかわからないという漠然とした不安を患者は抱えるようになります。

「気の持ちようだから」と周囲が誤解することなく、患者本人の気持ちに寄り添って安らぎを与えることが大切なのです。治療法として心療内科に定期的に通院して薬を服用して不安な状態をなくすこと、そして規則正しい生活を送ってできるだけ睡眠をしっかり取ること、そして適度な運動をすることで身体を疲れさせて良質な睡眠をとるよう心がけることを意識しましょう。

またパニック障害や不安障害は自律神経失調状態が続いているのでしっかりと栄養を取って適度な日光浴をしましょう。そしてリラックスをできる空間を増やし副交感神経の活動に働きかけていきましょう。

パニック障害を発症する性格的な原因は完全に明らかにされていませんが、ストレスを抱えやすい人やストレス解消が下手な人、心配性で神経質な人に起こりやすいといわれています。

またその不安状態に疲れきってうつ病を併発してしまう場合もあるので、ストレスを溜め過ぎないように今は仕事が無理だと判断したら休息し、自分の心と身体を大切にしていきましょう。

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