人前に出るのが苦手な人は必見!社会不安症の人が急増中です!

会議など大勢の前で発表するのが苦手な人が最近では増えていますが、もしかしたらそれは内気な性格や上がり症という簡単な問題ではなく社会不安症の可能性があります。

「人前で何かをすると失敗してしまうのではないか、恥ずかしい思いをするのではないか」など悪いイメージばかりが先行して発表やスピーチができなくなる、またはそういった状態を不安に感じる病気を社会不安症・社交不安症といいます。

他人に嫌われたり悪い評価を受けることに強い苦痛や恐怖心を持ってしまったり、他人の顔色や仕事でミスをしないかばかりが気になって日常生活や人との関わりに強い苦痛を感じたり頭痛や腹痛を感じるのが社会不安症の人の特徴です。

社会不安症を発症すると恐怖心を感じるようになります。大勢の人の前で話したり意見を言うことによりたくさんの汗をかいたり口が渇いてしまう、または身体が震えたりめまいや動悸が起こるなどの身体症状が出るといういわゆる対人恐怖やそれに伴って顔が真っ赤になってしまう赤面恐怖、そして人前で話すことに強い恐怖を感じるスピーチ恐怖や食事を誰かとすることに強い抵抗をもって食事がのどを通らない会食恐怖や何かするときに人に見られているのではないか、また失敗するのではないかという視線恐怖や自分の体臭や口臭が気になる自己臭恐怖などが挙げられます。

しかしこのような恐怖や不安は取り越し苦労である場合がほとんどですが、本人にとっては非常に深刻な問題です。上がり症との決定的な違いは気持ちの切替ができないことや、それが身体的不調となって身体に現れてしまうことです。幼い頃から対人恐怖を抱えていた場合でもふとした拍子に社会不安症を発症したりします。

これらの精神的な負荷がやがて慢性的になり、ついに周囲の人間を信用できなくなります。そしてその症状や自分自身に嫌気がさしてうつ病などを併発する恐れがあるのです。

社会不安症を発症しやすい人の特徴として、自分に自信がない、人前で恥をかくのではないかと気になる、プライドが高い、他人の目が気になったり周囲の評価を気にする人や劣等感が強いなどの特徴があげられます。

治療法としてはセロトニン神経に働きかける薬とドーパミン神経に働きかける薬を服用しながら、人の目を見て話すことを意識したり、自分はそのままでも大丈夫なのだという自信を取り戻せるようにカウンセリングをします。周りにそういった症状を持った人を発見した場合は、むやみに怒ったり笑ったりするのではなくその人の人間性を受け入れるような話し方をしてできるだけ相手を安心させてあげましょう。

またこの社会不安症は15歳くらいで発症する人もいますので、中学生や高校生でも発症する可能性は十分にあります。思春期だからと決め付けるのではなく会話や行動をしっかり見つめて上がり症や人見知りなのか、それとも不安症なのかを見極めてあげてください。

コミュニケーションツールが多様化した現代ではこういった神経症が社会問題となっています。リラックスできる環境を作り、ストレスをうまく発散するのが今後の自分を助けるということを覚えておきましょう。

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